オージーの彼と国際結婚。二匹の猫達と、4人?で、のほほ〜んと日本の田舎で生活しております。 ひそかに移住計画中であります。


猫についての基本
ここでは、猫という生き物についてお話します。

猫という生き物
猫は、人間や犬のように集団で作る社会性に適応した生活行動をしない動物です。
特殊なケースを除いて、母親から離れると、基本的に猫は「単独生活をする動物である」と言うことです。
心理面での違いは、「一人で居ることを寂しいことと思わない」と言うことです。
群れを作って暮らす犬は、一人で居ることがたまらなく寂しいため、仲間を求め、群れを作ります。
しかし、猫は、一人で居ることを決して苦にはしていないのです。 
が、今の時代、人間に飼育されていく中で、人間とのやり取りを学習していますので、
皆さんの愛猫たちも甘えてきたり、何かの要求をしたりしますよね♪
ネコは哺乳動物の一員ですが、その中で食肉目という、肉食獣の一群に分類されます。
食肉目に他に、
犬科(犬、オオカミ、狐、狸などを含みます)、
イタチ科(イタチ、テン、フェレットなど)
クマ科(ヒグマ、ツキノワ グマ、ホッキョクグマなど)などなどあります。
ネコ科はさらにヒョウ亜科(ライオン、トラ、ヒョウ、大型山猫など多くの種類が含まれます)とネコ亜科に分かれ、
イエネコはネコ亜科に分類されます。

*ちなみにうちの猫は寂しがります。
上記でも示したように、人間に飼育されていく中で本能は変わらなくとも、猫も進化していっていると思います。






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猫の五感
猫も人間と同じように、「視覚」、「嗅覚」、「聴覚」、「味覚」、「触覚」といった五感を働かせて生活しています。
しかし、それぞれの感覚器の能力は、人間とは大きく異なります。
人にとっては視覚がとても重要で、五感を利用する割合をみると、視覚が8割以上を占めていて、見ることによってさまざまな情報を収集し、判断していますが、猫は聴覚がとても敏感。
小さな耳をアンテナのように動かして、さまざまな音をキャッチします。また、立派なヒゲも大切な感覚器のひとつです。


嗅覚
猫の嗅覚は犬よりは劣りますが、、ニオイを感じとる細胞の数は人の2倍、嗅ぎ分ける能力は数万〜数十万倍あると言われ、いろいろなものを嗅覚を使って判断しています。
猫が飼い主や身の回りのものにスリスリと体をこすりつけるのも、自分のニオイをつけるため。
このニオイは人間にはまったく感じることができませんが、
猫はこのニオイを嗅ぐことで、安心感を得ることができます。
また、猫は鼻だけでなく、口でもニオイを感知することができます。
猫は口の中の上あごに、「ヤコブソン器官」という鼻とは別のニオイを嗅ぐ器官をもっていて、
ここでは、おもにフェロモンやマタタビなどのニオイを感じ取ります。
猫が鼻にシワを寄せ、口を半開きにして笑っているような顔をしていたら、
ヤコブソン器官でニオイを嗅いでいるとき。
このときの顔は「フレーメン反応」と呼ばれています。                 こんな顔⇒

聴覚
人には聞こえない高音がよく聞こえる 猫の五感で一番優れているのは聴覚です。
人が聞き取れる音の周波数が20〜2万ヘルツ、なのに対し、猫では30〜6万ヘルツまでの高音を聞き取ることができます。また、猫は音源の方向や音源までの距離を知る能力にも優れていますし、小さな三角形の耳は、左右別々に動かすことができます。この能力によって、高音を出すネズミなどの獲物がどこで動いているのか、獲物までどれくらいの距離があるのかを、暗闇の中でも正確に判断し、獲物を捕らえることができるのです。飼い主が帰ってくると玄関でちゃんとお出迎えしてくれるのは、遠くから飼い主の足音などを聞き取っているためです。

視覚
猫の視力は人間ほどよくありません。また、色は「青」と「緑」は識別できるけれど赤い色は見えません。
猫が活発に行動する夜の暗闇や月明かりの下では、そもそも色があまりわからないので、
色を感じる機能はあまり必要なかったと言えます。その分、猫の目は暗闇でも見える能力が備わっています。
暗いところでは光を少しでも多く取り入れようと瞳孔を開き、明るいところでは光が入りすぎないように縦に細めて調節します。
この様子が、「猫の目のように気まぐれ」と言われるゆえんです。

味覚
猫は食べ物のおいしさを、味覚よりはニオイで判断しています。
しかし、猫の舌にも人間と同様に味を見分ける味蕾があり、苦み、甘味や酸味、塩辛さを感じることはできると言われています。特に酸っぱさを敏感に感知しますが、これは、獲物の肉が腐っているかどうかを判断するために発達したと考えられています。肉食の猫では炭水化物などの甘みを口にすることはあまりないので、砂糖などの甘さにはあまり反応しません。また、舌の表面がザラザラしているのは、骨についている肉をこそげ落とすフォークの役割、水をすくって飲むスプーンの役割、毛づくろいのときのブラシの役割があります。(ほっぺたを舐められすぎてすり傷になった事があります(泣!)ちなみに、熱い物が苦手なことを「猫舌」と言いますが、そもそも自力で生活していれば、動物は加熱調理した熱いものを食べる機会はありませんので、猫に限らず、動物は全般的に、自分の体温より高温の物を食べるのは苦手です。

触覚
猫といえばヒゲが特徴的ですが、これは飾りで生えているわけではありません。
人間のヒゲと大きく違うのは、「触毛」と呼ばれる敏感な感覚器であるという点です。
猫のヒゲは目の上、頬、口の横、顎の下などにありますが、猫はこれを障害物などを感知するために利用しています。
猫のヒゲの根元には、たくさんの神経が集中しているので、ヒゲの先端に何かが触れば敏感に感じ取ることができます。猫が狭いところや暗いところをすいすい歩けるのは、ヒゲがアンテナの役割を果たしているからです。
猫のすべてのヒゲの先端を結ぶと、顔より一回り大きな円になりますが、それが猫の通り抜けに必要な大きさだと言わています。ヒゲを短く切ってしまったら感覚が狂ってしまうので、猫のヒゲは絶対に切らないでください。


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人間と猫の年齢表
人間
1歳 1ヶ月
3歳 2ヶ月
5歳 3ヶ月
9歳 6ヶ月
13歳 9ヶ月
17歳 1年
20歳 1年半
23歳 2年
28歳 3年
32歳 4年
36歳 5年
40歳 6年
44歳 7年
48歳 8年
52歳 9年
56歳 10年
60歳 11年
64歳 12年
68歳 13年
72歳 14年
76歳 15年
80歳 16年
84歳 17年
88歳 18年
92歳 19年
96歳 20年
子猫の成長について

0〜1週齢
嗅覚だけを頼り、また目もみえなく耳もきこえない。被毛がわずかに生えている。
四日目くらいから乳歯が生えはじめる。

1〜2週齢
目があき、耳が聞こえる様にになり、自分で動くようになる。
この時期から9週齢くらいまでを母猫や兄弟と過ごすことが大切!

2〜5週齢
筋肉の発達にともなって、動きがどんどん活発になる。
28〜35日で脳が完全に発達。35日で乳歯が生えそろう。

5〜6週齢
離乳がはじまる。排泄を自分でするようになる。
(排尿できるまでは、水でぬらしたティッシュや、柔らかい物で、肛門を刺激してあげてください。
ニュ〜っとでてきますから)

6週〜2ヵ月
きょうだいとの遊びが激しくなる。家猫はこの時期に人間社会ならす必要がある。

2〜4ヵ月
家猫はしても良い事、悪い事を教えはじめる時期。4ヵ月齢から乳歯が永久歯にかわる。

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