オージーの彼と国際結婚。二匹の猫達と、4人?で、のほほ〜んと日本の田舎で生活しております。 ひそかに移住計画中であります。


猫の病気
うちの子変?病気かも?と思ったらすぐにチェックしましょう。
猫は話せませんから、飼い主さんに命がかかっていると言ってもおかしくないです。

まずは、ワクチンのお話からですが、少しでも早く猫の症状に気付ける様、きちんと見てあげてくださいね。
ワクチンについて

ワクチンで予防できる病気

ワクチンで予防できない病気

症状別
ワクチンについて
伝染病は空気感染、猫同士の接触、人間が運ぶといったように、様々な経路をたどって猫の体に侵入します。
中には、一度かかってしまうと治らない病気もあります。
そのために、感染症の予防で最も効果が高いのは、ワクチンを接種する事です。

ワクチン接種の時期
・1回目
生後2〜3ヶ月に1回目を接種する

・2回目
1回目の接種から2〜4週間後に2回目の接種する。
その後は、毎年1回、もしくは半年に1回継続して接種する必要があります。

一般的には、完全室内であれば、3種混合ワクチンで大丈夫だと思いますが、
何種混合を何回接種するのかなど獣医師により異なりますので、
よく相談してから決めましょう。

ワクチン接種後は、猫によっては元気がなくなる事があります。
体に負担となるものなので、副作用が出ても午後にはすぐ診てもらえるので、午前中に接種することをお勧めします。
また、接種した日は安静にさせて様子を見ましょう。

ワクチンは健康な猫に接種するものですから、体調の悪い時や病気を治療中の時は
獣医師と相談して時期を決めて下さい。
あと、接種後すぐに免疫がつくわけではありませんので、
シャンプーをするのは、2回目なりし3回目の接種後2週間以上過ぎてからにしましょう。


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ワクチンで予防できる病気
猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)
ヘルペスウイルスによって起きる病気で、感染猫のクシャミや分泌物などから移ります。
クシャミ、咳、鼻炎などの呼吸器症状のほか、結膜炎をひき起こします。
高熱で食欲はなくなり、鼻水と涙で顔中くしゃくしゃ、典型的なカゼの症状がみられます。
治療してもなかなか治りにくく、中には一生症状がつきまとう場合があります。

猫カリシウイルス感染症(FCR)
ネコカリシウイルスによる病気で、「猫のインフルエンザ」とも呼ばれます。
かかり始めはクシャミ鼻水、発熱など猫ウイルス性鼻気管炎と良く似ています。
症状が進むと舌や口の周辺に潰瘍ができます。また、ときには急性の肺炎を起して死亡することもあります。

猫汎白血球減少症 (猫伝染性腸炎)
白血球が極端に少なくなる病気で、パルボウイルスが原因です。
高熱、嘔吐、食欲不振、下痢が始まると脱水症状を起こし、
体力の無い子猫などは、たった1日で死亡する事もあります。
このウイルスは生命力、感染力が強く、感染猫との接触だけでなく、感染猫の便や尿などから移り、
人間の衣服や靴についてどこへでも運ばれるため、室内飼いの猫でも感染する恐れがあります。

猫白血病ウイルス感染症(FeLV)
レトロウイルスによる病気で一度感染すると骨髄まで侵入します。
血液中の白血球や赤血球などがガン化する白血病になりやすいのはもちろん、骨髄の細胞が少なくなるため、
貧血や白血球の減少が起こる事もあります。唾液や血液、便や尿などによって感染します。

クラミジア感染症
細菌の仲間、クラミジアが原因です。症状は粘着性の目やにを伴う慢性持続性の結膜炎です。
感染した猫のクシャミや鼻水などから移ります。


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ワクチンで予防できない病気 (一度感染して症状が出てしまうと治すことができない病気)
猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)
一般に猫エイズと呼ばれる病気ですが、人のエイズとは異なり、猫のエイズウイルスが人や他の動物に感染する事はありません。
ケンカや交尾により感染し、免疫不全を起し、全身に色々な障害を起こします。

猫伝染性腹膜炎(FIP)
感染力は強くありませんが、始めは発熱や食欲不振が見られます。重病になると、腹水や胸水が溜まったり、
黄疸の症状が出たり、肝臓や腎臓の障害や神経症状が出ます。



症状別 (うちの猫病気!?こんな症状があれば、、、。)
愛猫の健康管理は、飼い主の観察眼にかかっています。 異常を素早く発見するためには、
猫の行動やしぐさを日頃からよく観察しておくことが大切です。猫は習慣的に行動する動物ですから、
いつものように起きてこない、なんとなく食欲がない、動きが鈍い、いつも以上に甘える、落ち着きがないなど、
「いつもと違う」行動をとるときは注意が必要です。
猫は人間のように話せませんから、それだけに、飼い主さんが猫の日常をよく知っておくことが、
病気の早期発見、予防に非常に重要だと思います。
出来るだけいつもと違う猫のサインを見つけ、病気が進むことから守って上げたり、予防したりすることによって、
飼い主と猫が楽しく、幸せに暮らしていけると思いますので、より深い愛情と注意力を猫に注いで上げて下さいね。

いろんな症状 (これらの症状があれば一度獣医さんに見てもらった方が良いです)
目やにが出る
目をつぶる(あるいはまぶしそうにする)
目の色が赤い
目の色が黄色い
身を痒がって掻いたり、こすりつける
目が白く見える
涙が多い(あふれるほど出る)
目が濁って見える
目が腫れる(あるいは瞼が腫れる)
ヨダレが出る
口を痛がる
口を閉じない
口や歯から出血している
前足で口を引っかく
口が臭い
歯が抜ける(永久歯で)
唇が腫れた
口の粘膜の色、舌の色が悪い
 (白っぽい、紫色、黄疸色など)
頭を振る
耳を掻く(痒がる)
耳の中が臭う(臭い) 
耳の外側の毛が薄い
耳が腫れる
耳を傾げる

水溶性の鼻汁が出る(透明な鼻水)
膿瘍性の鼻汁が出る(いわゆる青っぱな)
鼻出血がある
鼻が乾いてる
鼻が変形している



その他の症状
食事を食べない。 食事はきちんと与えているのに減りが遅い、急に食べなくなった
食べていないのに吐く 食べるのにその後食事を吐く、吐いたモノに血が混じる、吐いたモノに虫が出てる
歩き方がおかしい 脚を浮かせて歩く、脚を引きずって歩く、脚が腫れている、脚がぶらぶらして痛い
尿が変 尿が出ない、少ない、色が赤い(茶色い、黄色が強い)ニオイが強い、尿量が多い、尿の色が薄い、尿が臭くない
皮膚が変 体をしきりになめる、体の一部が脱毛している、かさぶたが多い、赤く腫れている、毛づやが悪い
咳をする しゃっくりのような動作を繰り返す
お尻を床にこすりつける 肛門膿の疑いがあります
下痢 粘液の混じる便、血が混じる、便に虫が出る、便が固い、排便姿勢をとっても便が出ない、便が何日も出ない
体型 よく食べるのに痩せている、よく食べているのに体重が減ってきた
その他、水を飲む量が以上に多くなった、鳴き声が急に出なくなった、など、
いつもと違う行動をした、など、ささいな変化も見逃さないように、じっくりと観察してください。

排泄物のチェックはかかさず!
排泄物は健康のバロメーターです。特に猫は泌尿器系の病気にかかりやすいので、
普段から尿や便の色、量、回数、ニオイなどを細かくチェックしておきましょう。
猫トイレの掃除は重要な排泄物チェックの時間でもあるので、しっかりと行いましょう。

簡単チェック!体温のはかり方 (猫の体温:38〜39℃前後)
猫の体温は、肛門に体温計を入れて直腸温をはかるのが一般的です。
猫の体をやさしく撫でてリラックスさせながら、動かないように体を押さえてシッポを持ち上げ、
体温計を3〜5cmくらいゆっくり肛門へ挿入します。体温計を水で少し濡らすかjジェルなどを塗ると、
すべりがよくなって入りやすくなります。体温計はペット専用のものも市販されていて、直腸温用だけでなく、
耳ではかるタイプの体温計もあります。

我が家はマイクロチップが入っています。地震などで迷子の心配もありましたし、体温もバーコードを通す様にピッとすればはかれてしまいます。



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